パスワードを設定する時に気をつけておきたいこと
セキュリティに関する事故ってのは頻繁に見かけることですけど、
自分が普段から利用しているサービスで遭遇したのは滅多にないです。(多分初めてかも)
パスワード再設定ということで、私は今朝完了させました。
設定はまだこれから…という人も多くいらっしゃるかと思うんですけど、
新しいパスワードを設定する際に気をつけて頂きたいことがあります。
というのも、パスワードにも人気ランキングというのがあってw、
これに該当するのは設定しない方が身のためです。
以下、ご参照。
- 「よく使われる危険なパスワードTop500」にご注意を
※2009年版、下は元ネタ - The Top 500 Worst Passwords of All Time
※英語のサイトですが2009年の人気パスワードランキング トップ500 - 「使ってはいけないパスワード」2012年版トップ25、「password」「123456」が上位譲らず
※2012年版人気パスワードトップ25
↓↓↓(抜粋)2012年のパスワードランキング↓↓↓
- password
- 123456
- 12345678
- abc123
- qwerty
- monkey
- letmein
- dragon
- 111111
- baseball
- iloveyou
- trustno1
- 1234567
- sunshine
- master
- 123123
- welcome
- shadow
- ashley
- football
- jesus
- michael
- ninja
- mustang
- password1
そのまんま「password」とか「12345」などの連続した数字とか、1単語とか、ほんとそういうのはやっちゃいけません。
単語の場合は英単語が多いんですけど、2009年のトップ500を見てみると、
なんてこったい、462位くらいに「hentai」なんていう、日本発祥の単語も…。
基本的に良いとされるパスワードは、
「英語と数字の組み合わせ」「類推されにくい文字列」「アカウント毎にパスワードを変える」
であることとされていますけど、現実問題覚えられませんw
ですので、betterなのは数学の公式のように「パスワード生成ルールを1つ決めておくこと」かなと。
例えば「サービス名と固定文字列を先頭から1文字ずつ交互にくっつけて、シーザー暗号にかける」とかね。
これを実例にしてみると、
(a)サービス名はmhf
(b)固定文字列は例えば誕生日→0935(注:私の誕生日じゃないですw)
として、まずは(a)と(b)を1文字ずつ交互に配置します。
すると、
m0h9f35
こうなります。
で、シーザー暗号ってのは暗号方式では原始的な暗号でして、
この場では説明しやすいから例に上げてるだけなんですけど、
各文字を辞書順にn文字シフトさせて、暗号文を作る方式です。
なので、辞書順に3文字シフトさせると仮定して、
mはアルファベット順に3文字シフトするとn→o→pだからp、
0(ゼロ)は数字順に3文字シフトさせると1→2→3だから3
みたいな感じで作っていって、結果として最終的なパスワードは
p3k2i68
となります。
詳しい人ならばシーザー暗号などではなく、
md5などのハッシュや、ラインダールやblowfishなどの暗号アルゴリズムを採用し、
文字列が長くなったら先頭m文字だけを切り出す、みたいな感じで作れば良いかと思います。
そういうわけで、パスワードを作るルールを決めておけば、
サービス毎に異なるパスワードを組み上げられますのでお勧めです。
インターネットのサービスって数えきれないくらいあるし、これからもどんどん増えていきます。
アカウントを作る機会は、死ぬまで数えきれないくらいあるでしょうし、
今回を機に自分ルールを作ってみてはどうでしょう?
というわけで、長くなってしまいましたが、安全・安心なMHFライフをw
ノシw
コメント
きんぎょ
2013年01月19日 18時02分40秒
シィイイザァァァアアーーーー!!
トゥポル
2013年01月28日 08時00分49秒
第2部はわからんけど、
SBRのジャイロの本名とシーザー暗号の由来はきっと同じだと思うんだw